〜1〜東北復興支援バス「お米とメッセージに元気をのせて石巻へ」
http://naokoma76.jugem.jp/?eid=157
3/23の深夜、バスで東京から石巻へ。
東北道が雪で通行止め!なんてハプニングもあったけど、
ドライバーさんのナイス判断で、予定通り、早朝石巻に着いた。
ちょっとだけ、雪が残っていて
やっぱり、東北の寒さはピリッとしてる。
山形で生まれ育った私は、
この冷んやりした空気が、心地よくて。
北国を長く離れてても、
身体が懐かしい〜って感じてるようだった。
がってん、梅ちゃん家族と合流して
Open Japan(旧: ボランティア支援ベース絆)の拠点で、
みんなでミーティングを。
『サンライス元気村』プロジェクト
仮設住宅にひとりで住み、
馴染みのない新しい生活へと入っていった高齢者の方々へ
お米とメッセージを届ける、というプロジェクト。
この活動の中心的存在、そして、
釧路川のカヌーガイドの、がってん。
震災直後から継続して、被災地へ入ってる中
私は9月に、一緒に釧路川を下った。
川の流れを感じながら、
あの時、カヌーの上で話していた。
「一緒に、何かやろうね。」って。
がってんは、
北海道・弟子屈から、このバンにお米を積んでやってきた。
今回、ほとんどのメンバーが、初めてのボランティア。
以前、別のボランティアで来たことがあるメンバーも、
このプロジェクトは初参加なので、
みんなの眼差しは真剣そのものだった。
いざ、石巻市内の仮設住宅へ。
3〜4人のグループを組んで、お米を届ける。
10数軒をまわるのだけど、
「お茶っこ」(お茶に呼んでくれること)に誘われたら
ゆっくり、お話することもある。
時には1時間、ひとりの方と向き合ったりもする。
ノルマなんて、ないのだ。
人と人とが、顔を合わせること。
1年経った今だからこそ、できることも、ある。
テレビの情報ではなく、
誰かの体験談でもない。
実際に、
自分の目で見て、聴いて、感じること。
それぞれが、それぞれの思いを持つ。
そして、
それをシェアする仲間がいるのが、
心強いことも知った。
多くの人たちが、
このプロジェクトに関わっている。
お米を集めるところから、
届けるところまで、とても多くの。
1日をきちんと振り返り、まとめることも、
活動を継続していく上では、
とても重要なんだと、改めて思う。
あなたはあっち側、
わたしはこっち側。
そんなボーダーラインなんて、いらない。
できるか、できないか、
そんなことでも、ない。
自分がしたいかどうか。
心が動くかどうか。
ただ、それだけなんだと。
「ありがとう」って言葉が、心に沁みる1日だった。
***
〜がってんのブログより〜
この一年、
こんな私がボランティアなんて出来るんだろうか
ボランティアって敷居が高く感じる
気にはなっていたのだけれど・・・
今日その一歩を始めて踏み出して事とと思います。
テレビでラジオで知っていいた風景の中で、
生きている人々とリアルに向き合った一日でした。
一年が過ぎ今、
東北の現地に出向きボランティアをする事は
とても勇気がいることと思います。
そこぬけに明るいお年寄り、
塞ぎ込むお年寄り、
生きる事に手が付かなくなっているお年寄り・・・
3キロのお米を通して自分の全てで向き合った事と思います。
共にお米を配った仲間の一人は、
とても元気と勇気を貰ったと帰り際に聞きました。
晩はみんなと共に東松島の民宿に泊まりました。
沢山の思いから
地震のこと
津波のこと
零れ落ちそうなぐらいに話しました。
***
屈斜路ガイドステーションわっか
東日本大震災・復興支援活動報告
http://www.wakka.biz/wakka/shinsai.html
OPEN JAPAN (旧:ボランティア支援ベース絆)
http://ishinomakizuna.net/project_sunrice.html
東北復興支援バス
「お米とメッセージに元気をのせて石巻へ」
***
]]>